【カメラ・レンズ遍歴】その4 SIGMA 30mm F1.4 EX DC
正直、このレンズが二本目に購入したレンズかどうか記憶が定かではない。
ただ、カメラに興味を持ち始め、ズームレンズより単焦点レンズのが画質が良い、といったことを知り、単焦点レンズに興味を持ち始め、最初かあるいはその次に購入した単焦点レンズがこのレンズだった。
当時、このレンズは、癖はあるものの写りは良い、また、値段もリーズナブルとの評価があり、購入に至った。
ただ、当時は、このAPS-Cサイズにおける35mm換算45mmという画角は、自分にとっては「狭い」という印象を持ってしまい、あまり使用する機会が無かったというのが正直なところ。
その後、この辺りの画角は自分の好みの画角となっていくのだが、それと平行してファインダーへのこだわりが出始め、このレンズの母艦となるα350の貧弱なファインダーのせいもあり、結局、使用頻度は増えなかった。
ただ、今回、α7Rを購入し、更にAマント用のアダプターも購入、ようやく再登場の運びとなった。
α7Rで使用する場合、当然クロップされてしまうものの、それでも約1,500万画素と十分。
これで少しはこのレンズが活躍する機会も増えていくはず。
ちなみに写りであるが、金属の質感を上手にとらえており、十分満足のいくものである。
それにしてもα7Rの購入は、APS-C向けAマントレンズの復活という点でも良い買い物となった。